自治体の出す避難情報は3段階です。以前は「避難準備情報」、「避難勧告」、「避難指示」でした。数年前に、「避難準備情報」は「避難準備・高齢者等避難開始」、「避難指示」は「避難指示(緊急)」と変わっています。
避難勧告などの避難情報、以前は、必要なときに発表されないことがめずらしくありませんでした。最近、ずいぶん改善されているようです。ひとの判断ですから間違いもあります。
避難確保計画が必要かもしれないのに作成して提出してください、といわれない、つまり、もれがある、といいました。これは避難確保計画に関する行政側の死角です。
相も変わらず「ああでもない、こうでもない」の議論、書類がいっぱいの行政手続き。虫は前にばかり進むわけではありません。そもそも、危機と平時の違いがわかっているのでしょうか?
死角は作る側にもあります。自分で考える態度が大事です。デジタル後進国といわれていますが、技術の問題だけではなく、文化の問題があるように思われます。