計画作りが自己目的化してはいないでしょうか? 計画を関係者みんなが知っているでしょうか? 計画の実行可能性は確認できているでしょうか? 計画という「仏像」に魂を入れるとは、それが運用できるようにすることです。

デジタル後進国と言われていますが、この国には技術がないのではなくて、もの作りが自己目的化してしまっているのではないでしょうか? 技術を使って何をするという点がおろそかになっているのでは?

防災計画、なんとか情報システム、観測網。どれも手間と金のかかることです。それが、肝心なときに役にたたないのは、魂を入れることを忘れているからです。わたしたち自身の魂がお留守になっているとすれば、もっとまずいことです。