本格的な災害の季節です。あとから災害を振り返ってみると救えたと考えられる命、防げたと考えられる被害があります。

これから自分の身に起こるかもしれない災害を想定して、命を守り、被害を減らす手立てを考えておきましょう。

災害を考えるとき、まず、自分が守るべきものをはっきりと見定めることが大事です。焦点がぼやけていると有効な対策になりません。ここでは、自分と一つ屋根の下に住むひとたちの命を守ることを考えます。

次に大事なのは、自分のリスクを知ることです。病気の場合には医師が診断して処方箋を出します。この機能が災害にはありません。特定の分野には「リスク診断」がありますが、その分野で安全だといわれても、別の分野のリスクに気づかないでいたのではしようがありません。

自然災害のリスク診断は自分でやるよりありません。いっそ、ハザードマップなどありものをうまく使って自分でやってしまいましょう。アルドの「DIY版防災ホームドクター」は、そのためのツールです。お試し版が6月1日にリリースされます。