よりにもよってこのタイミングで大雨。天は非情です。地震の被災地では復旧の妨げになるだけでなく、土砂災害なども心配になります。

今回の地震、縦揺れで揺れ方に特徴があったようです。思わぬ所が壊れていたりすることがあるので、余震とともに、しばらく注意です。揺れ方が違うと壊れるものも変わります。卓越的な振動の波長も関係するようです。

地震と津波、その時になったら逃げることが大事ですが、避難先と避難経路は決めておかなくてはなりません。案外できないのは気持ちの切り替えです。自分と自分の大事なひとたちが緊急事態に直面している、という覚悟です。

地震と津波、その時が来る前にできる備えをしておきたいです。自分の身辺は自分で守る必要があります。リスクの高い立地に住むことを選んだのなら自分で守るのです。公的支援はあるとしても最大で300万円です。できる備えには保険(共済)もありますが保険制度は大きく変わるべきです。現状の県単位ではなく立地のリスク程度に準じた保険金と補償です。いずれそうなると思います。新型コロナによるニューノーマルにより都市計画も変わりリスクの低い立地の価値が見直されるでしょう。

今必要なことは、現在の住居/施設の立地リスクを正しく把握し、必要な備えを施すことではないでしょうか?

河北新報オンラインニュース:東北新幹線、全線復旧まで約10日 那須塩原―盛岡間運休