警戒レベルの各ランクには「居住者等がとるべき行動」が明示されています。それに従ったほうがよいのでしょうか?
一般にはそうです。でも、あなたの場合そうでないかもしれません。
たとえば、「警戒レベル4」では「危険な場所から全員避難」とされています。「危険な場所」でないところにいるなら避難は不要です。不適当です。そうなると、自分のいる場所が「危険な場所」かどうか、知っていないといけない。そういうことになります。
自分のいる場所が危険かどうか、これは災害種別によっても違います。土砂災害に危険でも水害には安全だとすれば、水害が迫っているときに、わざわざそこから避難して水害の危険のある経路を経て避難場所に向かうことはありません。
警戒レベルは「みんな」を対象とするパブリックな情報です。「わたしの行動」のためには、それとは別に、プライベートな情報が必要な場合があります。「わたしの警報」です。アルドの「DIY版防災ホームドクター」でそれを用意できます。