水害・土砂災害の危険がある学校と、学校の用意している対策に関する調査結果を文科省が発表し、水害・土砂災害いずれかの危険がある学校の割合は30%ありました。

これらの学校は「要配慮者利用施設避難確保計画」を作成して自治体に提出することになっています。避難確保計画の作成は何年も前から求められていたことです。いまだにそれができていない学校が、水害で15%、土砂災
害で20%あることがわかりました。

この数字をどうみるか? 文科省は今年度中の整備をもとめています。でも、そもそもの問題は、学校の立地計画において、自然災害の危険を考慮することが軽視されていることかもしれません。立地計画の段階できちんと調査しておくことが大事です。

学校はしばしば、地域の避難場所に指定されています。避難先必ず安全ならず、ということになります。学校に限りません。自分のリスクは自分で調べることです。アルドのホームページでご紹介しています。アルドは避難確保計画の作成支援もしています。