2021年1月5日 / 最終更新日時 : 2021年1月6日 tomiyama-fumi Twitter 2018年の西日本豪雨。7月7日朝、倉敷市災害対策本部では、テレビ画面に映し出された市内の様子に驚きの声があがります。「夜だからわからなかった」。 そんな言い訳は通用しません。アメダスは自動観測です。 倉敷市を流れる高梁川や小田川の上流部の観測点では、6日夜までの雨量が300 mmを超えていました。この雨は局所的なものではありませんでした。倉敷市の災害対策本部には、 […]
2020年12月29日 / 最終更新日時 : 2021年1月6日 tomiyama-fumi Twitter 「どうにか患者の命は守れたが、大災害への備えが不十分だった」。西日本豪雨で浸水して孤立し、 患者避難を余儀なくされた「まび記念病院」院長の話です。そうです、不十分でした。そして、多くの病院ではいまもって不十分です。 その場にいた医師と看護師は15人前後で、通常の半数ほど。差し迫った大きな課題は70人を超える入院 […]
2020年12月28日 / 最終更新日時 : 2021年1月6日 tomiyama-fumi Twitter 介護施設、病院などは避難確保計画を用意することになっていますが、「仏作って魂いれず」になっている場合があるようです。 行政からいわれて大急ぎで作ったという面もありますが、マニュアルを作るのは第1歩にすぎません。 今年被災した熊本県の千寿園でも避難確保計画を用意していました。しかし形だけでした。 避難確保計画には責任体制が明記されています […]
2020年12月23日 / 最終更新日時 : 2020年12月23日 tomiyama-fumi Twitter 「指示を待って、指示にしたがって行動する」。防災に限ったことではありませんが。台風のとき、学校から休校の連絡がないのに親の判断で休ませる家庭は、まずありませんよね。 そういうことがあってもいいはずなのですが。自分の安全を自分で考える。あたりまえのことのようですが、これが案外難しい。自分勝手なひとはいくらでもいますが、自分の安全を考えるということは、それとは別のことのようです。
2020年12月17日 / 最終更新日時 : 2020年12月17日 tomiyama-fumi Twitter スーパーストーム・サンディ(2012年)がニューヨークなどに引き起こした浸水で、病院の患者、介護施設の入所者6千人が避難を余儀なくされました。 その時、ニューヨークの大病院は避難を想定していませんでした。日本の病院は避難計画を用意していますが、それを適用する場面を本気で想定しているでしょうか? 行政から指定された書類の体裁を整えるだけでなく、魂の入った計画にする […]