2021年5月18日 / 最終更新日時 : 2021年5月18日 tomiyama-fumi Twitter 梅雨の前半はしとしと降る雨が特徴で、「梅雨寒(つゆざむ)」もあります。後半にはしばしば集中豪雨があります。前半と後半を分ける大事な指標は、 水蒸気の量です。水蒸気の量で見ると、今年の場合、いきなり「後半」で集中豪雨です。 気象衛星(水蒸気) – 日本気象協会 tenki.jp
2021年5月17日 / 最終更新日時 : 2021年5月17日 tomiyama-fumi Twitter 昨日までに、近畿・東海まで梅雨入りしたようです。まだ5月の半ばなのですが! 今年は蚊の出現も ひと月早いように感じられます。温暖化によって、北半球の雨季は長くなり、降水量も増えると考えられています。 日本気象協会:「2週間天気」異例の早い梅雨入り 梅雨前線がしばらく本州付近に 大雨に警戒を
2021年5月7日 / 最終更新日時 : 2021年5月9日 tomiyama-fumi Twitter 『たちばなの下吹く風のかぐわしき 筑波の山を恋ひずあらめかも。』万葉集です。恋せずにはいられない、というのですが、相手は (橘の)香りを運んでくる風上の方向、筑波山の方にいるようです。柑橘類は英訳する際には通常citrus (シトラス)と訳され香りの類名でもありますね。
2021年4月11日 / 最終更新日時 : 2021年4月12日 tomiyama-fumi Twitter 「是日也、天朗気清、恵風和暢」。この日は天は朗らかに晴れ、空気は澄みきっていて、そよ吹く春風はおだやかにのどかであった。王義之の蘭亭序です。 王義之の蘭亭序は書の作品として有名ですが、文も素敵です。「この日」とは、王義之が客を呼んで曲水の宴を催した日です。その時の参加者何十人かの詩を集めたのが蘭亭記でその序文を王義之が書いたわけです。東晋の時代西暦353年3月 […]
2021年3月28日 / 最終更新日時 : 2021年3月29日 tomiyama-fumi Twitter 願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」。西行(サイギョウ;源平の時代の僧で歌人)の和歌です。「きさらぎの望月」は、新暦では3月29日、明日です。 西行は自分の死ぬ時期を予告しておいて、「予定日」に死んでいったそうです。「きさらぎの望月」は、西行にとって忘れることのできない日でした。若いころの恋の思い出です。俗世の心を捨てた僧として表に出してはいえないことでした。 […]