2021年4月7日 / 最終更新日時 : 2021年4月12日 tomiyama-fumi Twitter 昨年の7月豪雨で「線状降水帯」という言葉が話題になりました。現象は目新しいものではなく、たとえば、 2003年に大きな被害があった「水俣豪雨」もそれによるものでした。話題になったのは、この言葉が普及したせいかもしれません。 「被害が減らないのは線状降水帯の予測ができないからだ!」メディアの話はそういうふうになりかねませ […]
2021年4月4日 / 最終更新日時 : 2021年4月6日 tomiyama-fumi Twitter 『気象庁が今夏から「線状降水帯を予測」』、と新聞が報じています。これによって、避難の時間がかせげるのだ、とも。 しかし、今夏に間に合うのは、東シナ海の観測を強化することです。観測の強化によって、降水量予測が改善する見込みだという話です。当の気象庁は、『線状降水帯の予測ができるようになった』、などとは言っていません。 もうひとつ、報 […]
2021年3月30日 / 最終更新日時 : 2021年3月30日 tomiyama-fumi Twitter スエズ運河を塞いでいたコンテナ船、離礁に成功したようです。結局、離礁に寄与した最大の要因は、満月、つまり大潮なんですね。 朝日新聞デジタル:スエズ運河の座礁船、移動成功 苦戦の末に潮の流れ利用
2021年3月24日 / 最終更新日時 : 2021年3月24日 tomiyama-fumi Twitter 「ハザード」というカタカナの言葉があります。洪水の「ハザードマップ」や車の「ハザードランプ」。ハザードは重要な防災用語でもあります。それに関しては国際的に合意された定義もあります。 定義はおおよそ、こうです。人間と人間社会に被害をおよぼす可能性のある自然/非自然のできごと。分類についても提案されています。気象や地震に関係するもののほかに、ウイルスや昆虫による生物学的なハザード、鉄道事故や飛行機事故の […]
2021年3月23日 / 最終更新日時 : 2021年3月23日 tomiyama-fumi Twitter ポンペイというとナポリの近くにあった古代都市ですね。ヴェスヴィオ火山の噴火による火砕流で埋もれてしまいました。最近の研究によると、 大半のひとは避難していたそうです。人間、生きることを簡単にあきらめたりはしないのですね! ポンペイのひとたちは大変豊かな暮らしをしていたことがわかっています。この豊かなひとたちが火砕流というハザードによるリスクのあるとこ […]