菅(すが)総理のメッセージは、味気ないですが、あの日の菅(かん)総理もそうでした。地震が発生した時刻と場所、強さを無機的に述べただけで気象庁の発表と変わりませんでした。しかも、発表は地震発生から2時間後のことでした。
2021年3月11日
総理のメッセージでは、起こったことの、あるいは起こりつつあることの意味を語ってほしいものです。この意味は、気象庁の伝えたような地震の自然科学的な特徴とは別のものです。意味を語ったうえで、それへの覚悟と態度について述べてほ […]
放射線の年間許容線量は100ミリシーベルトです。10年前の原発事故のあと、浪江町のある地区では1日でこれを超えるような線量が計測されていました。
2021年3月5日
計測に来たひとたちは防護服を着ていました。計測値は住民には知らされませんでした。放射線の拡散を予測した政府のシミュレーションの結果も公表されませんでした。「由(よ)らしむべし、知らしむべからず」は、情報を使ってひとを操作 […]
天気予報の当たりはずれをめぐる裁判というのが、外国にはあるようです。予報には避けられない不確実性があります。
2021年3月3日
それに対して過失が問われることはありません。過失が問われるのは、明らかな怠慢、つまりできることをしなかった場合です。 原発事故も「想定外」の避けられない事故だったならば、管理者の過失を問うことはできません。この問題を扱っ […]
アルベドという言葉があります。元々、金属が「白くなること」を意味する錬金術の言葉らしいですが、今では気象学の用語として、日射を反射する割合、「白さ」を意味しています。
2021年3月1日
夏の北極海の氷はアルベドが1に近く、氷や波のない海は0に近い、ということです。日射を含めた地球のエネルギー収支はバランスしていますので、北極海の海氷面積が小さくなるとこのバランスが崩れて、地球がエネルギーをため込むことに […]