昨年9月、台風10号が九州に向かっていたとき、最大級の警戒が呼びかけられたにもかかわらず、大きな被害にはなりませんでした。
予報に基づく警告ですから、めずらしいことではありません。問題は次回の警告をどう受け止めるか、です。 「オオカミ少年」の話は「少年」を悪者にしていますが、受けとめる側の責任についても考えてみた方がよいと思います。これはニュ […]
台風2号、当初から急発達する予想でしたが、ここまで急に、ここまで強くなるとは! 台風の強さは気象衛星の画像を解析して決められています。解析には、コンピューターの機械学習と熟練した人間の目が併用されています。
ということは、どちらにしても過去の経験値がベースになっているということです。 しかし、人間活動による地球温暖化の進行により過去に経験のないことが起こってきています。 やるべきことは、事前の入念な準備と、温暖化対策への取組 […]
台風2号が発生しました。急発達が予想されています。本格的な台風シーズンです。台風が来たら自分のところでは何が起こるのか、
水害か土砂災害か、考えておくことが大事です。強風に弱いものはないか、なども。 国土交通省が運営する、「ハザードマップポータルサイト」です。身の回りでどんな災害が起こりうるのか、調べることができますが・・・。
「是日也、天朗気清、恵風和暢」。この日は天は朗らかに晴れ、空気は澄みきっていて、そよ吹く春風はおだやかにのどかであった。王義之の蘭亭序です。
王義之の蘭亭序は書の作品として有名ですが、文も素敵です。「この日」とは、王義之が客を呼んで曲水の宴を催した日です。その時の参加者何十人かの詩を集めたのが蘭亭記でその序文を王義之が書いたわけです。東晋の時代西暦353年3月 […]
昨年の7月豪雨で「線状降水帯」という言葉が話題になりました。現象は目新しいものではなく、たとえば、
2003年に大きな被害があった「水俣豪雨」もそれによるものでした。話題になったのは、この言葉が普及したせいかもしれません。 「被害が減らないのは線状降水帯の予測ができないからだ!」メディアの話はそういうふうになりかねませ […]
『気象庁が今夏から「線状降水帯を予測」』、と新聞が報じています。これによって、避難の時間がかせげるのだ、とも。
しかし、今夏に間に合うのは、東シナ海の観測を強化することです。観測の強化によって、降水量予測が改善する見込みだという話です。当の気象庁は、『線状降水帯の予測ができるようになった』、などとは言っていません。 もうひとつ、報 […]
スエズ運河を塞いでいたコンテナ船、離礁に成功したようです。結局、離礁に寄与した最大の要因は、満月、つまり大潮なんですね。
朝日新聞デジタル:スエズ運河の座礁船、移動成功 苦戦の末に潮の流れ利用
願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」。西行(サイギョウ;源平の時代の僧で歌人)の和歌です。「きさらぎの望月」は、新暦では3月29日、明日です。
西行は自分の死ぬ時期を予告しておいて、「予定日」に死んでいったそうです。「きさらぎの望月」は、西行にとって忘れることのできない日でした。若いころの恋の思い出です。俗世の心を捨てた僧として表に出してはいえないことでした。 […]
「マイタイムライン」というのがあります。いざというときの自分の行動を時系列にあらわしたもので、自治体のホームページなどで紹介されています。
こういうきめ細かい防災支援はすばらしいことで、さすがに災害大国日本です。「作ってみよう」というのがありますので、一度やってみるとよいかもしれません。しかし、難点もあるようです。それぞれの「マイタイムライン」ごとに、さまざ […]
「ハザード」というカタカナの言葉があります。洪水の「ハザードマップ」や車の「ハザードランプ」。ハザードは重要な防災用語でもあります。それに関しては国際的に合意された定義もあります。
定義はおおよそ、こうです。人間と人間社会に被害をおよぼす可能性のある自然/非自然のできごと。分類についても提案されています。気象や地震に関係するもののほかに、ウイルスや昆虫による生物学的なハザード、鉄道事故や飛行機事故の […]