海洋の温暖化は重大な意味をもっています。水は
空気に比べて熱容量が大きいので、海洋は過剰な熱をたっぷり蓄えています。海洋は、わたしたちが地球に対してしてきたことを、しっかりと記憶しているわけです。ツケは大きいのです。
緊急時の行動を決める思考回路は、
カーネマンのいう「ファースト」です。ところがこれはまた、誤りや偏見の元。この思考回路を用いながら誤りや正常化のバイアスなどを防ぐひとつの方法、それが伝承です。「テンデンコ」はよく知られています。
温暖化しているのは大気だけではありません。海洋も
そうです。空気中の水蒸気が多くなっているのは海面温度が高くなっていることと関係があります。もちろん、海洋深層まで含めた蓄熱量が増えています。
カーネマン(2002年ノーベル経済学賞)は
「ファーストな」思考(機械的な反応)と「スローな」思考(熟考)を区別しています。緊急時に、熟考の末、行動を決める。そんなことは、まず、できっこありません。「ファースト」でいくよりないのです。
あしたから6月ですが、
多くの地方では梅雨入りはもう少し先です。梅子黄時という中国の言葉があります。この時期を指します。梅の実(梅子)が色づく頃です。漢詩でも、「梅子黄時日日晴」と表現されます。この時期は、すっきりと晴れることが多いのです。ので […]
防災情報はパブリックな情報です。
プライベートな情報ではありません。たとえば、要配慮者利用施設の利用者避難の最適タイミングはレベル4の情報が発表されたときとは限りません。これは施設によって違います。避難すべきでない場合もあります。
じめじめした暑さは日本の夏の昔からの特徴ですが、
近年は、「じめじめした」から「まつわりつくような湿気」になってきています。空気中の水蒸気量の増加は、この20年間だけでも顕著です。これが、近年の極端な雨の量と関係しています。
湿度が高いとか低いとか、わかりにくいと。
思ったことはありませんか? 日本の天気予報で使われるのは「相対湿度」で、空気中の水蒸気の量が変わらなくても気温が高くなると数値が低くなります。空気中の水蒸気の量は、気団が入れ替わらない限り、夜昼を通じてほとんど変化しませ […]
近年、空気中の水蒸気の量が増えているにもかかわらず相対湿度が
低くなっています。このパラドックスを解く鍵は気温の上昇にあります。水蒸気の量が増えても、気温が上昇すれば、相対湿度は低くなりうるからです。相対湿度を語っていたのではこういうことが見えてきません。