防災情報を開発するにも伝えることにもお金がかかります。その投資効率は情報が届いたかどうかではなく、情報が受けとめられたかどうかで測るべきです。
防災情報の伝達効率はきわめて悪い。大津波警報でさえ無視されています。 伝えることから受けとめることの方に、力点を転換すべきときにきています。伝えることばかりでは安全に寄与するとは限りません。たとえば、線形降水帯の予測とい […]
コロナでロックダウンしたのに、エルニーニョがなかったのに、2020年の気温は史上最高でした。
産業革命後の気温上昇は1.25℃になりました。1.5℃目標まであと0.25℃しかありません。 Climate crisis: 2020 was joint hottest year ever recorded
防災情報の伝達は情報を伝えることと受けとめることで成り立つはずです。情報を作り伝えるには進歩がありましたが受けとめることの方はおろそかになっていないでしょうか?
防災情報を受けとめるには情報の意味を知っていなければなりませんが、もうひとつ大事なことがあります。情報を受けとめる用意があることです。情報を受けとめることは能動的な営みです。ひとまかせのお客様でいたのでは、情報を受けとめ […]
アメダスも水位計も自動観測です。情報の意味を知っておれば、現場を目で見なくても災害の状況に見当をつけることができます。逆に、意味のわかるひとがいなければ、観測点を増やすのは予算の無駄遣いです。
指定河川洪水予報は、水位計の観測をもとに気象庁と国交省の出先機関が共同で発表する予報で確実性の高い情報です。防災関係者にも知らないひとがいるようです。気象台が単独で発表する洪水予報とは別物ですが、気象予報士さんなら違いを […]
2018年の西日本豪雨。7月7日朝、倉敷市災害対策本部では、テレビ画面に映し出された市内の様子に驚きの声があがります。「夜だからわからなかった」。
そんな言い訳は通用しません。アメダスは自動観測です。 倉敷市を流れる高梁川や小田川の上流部の観測点では、6日夜までの雨量が300 mmを超えていました。この雨は局所的なものではありませんでした。倉敷市の災害対策本部には、 […]
2021年の挑戦、いろいろありそうですが、わたしは、雇用の創出を挙げたいと思います。雇用創出に知恵を絞る競い合い、
そんな挑戦の年になるといいです。知恵のひとつにハッカソンがあります。山陽新聞デジタル|さんデジ
この1年にコロナでなくなったひとは170万人を超えています。かつて、作家の堀田善衛さんは、「死んだのは何万人でも何十万人でもない、ひとりひとりだ」と書きました。
日経ビジュアルデータ 新型コロナウイルス感染世界マップ
「どうにか患者の命は守れたが、大災害への備えが不十分だった」。西日本豪雨で浸水して孤立し、
患者避難を余儀なくされた「まび記念病院」院長の話です。そうです、不十分でした。そして、多くの病院ではいまもって不十分です。 その場にいた医師と看護師は15人前後で、通常の半数ほど。差し迫った大きな課題は70人を超える入院 […]
介護施設、病院などは避難確保計画を用意することになっていますが、「仏作って魂いれず」になっている場合があるようです。
行政からいわれて大急ぎで作ったという面もありますが、マニュアルを作るのは第1歩にすぎません。 今年被災した熊本県の千寿園でも避難確保計画を用意していました。しかし形だけでした。 避難確保計画には責任体制が明記されています […]