社会

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極域の火災は特異です。森林火災もありますが、森や草地がなくても「土壌」そのものが、

燃えるようです。ピートなどが堆積しているからです。 冬でもくすぶり続けて消えないので「ゾンビ火災」と呼ばれています。温暖化による土壌温度の上昇と乾燥で起こりやすくなっているわけですが、これがまた二酸化炭素やメタンを放出し […]

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熊本県千寿園の豪雨被害を受けて、「避難の実効性を確保する方策」について検討してきた厚労省と国交省が「まとめ」を発表しました。そこには肝心の点が抜けている、と書きました。書かれていることにも疑問符が付きます。

千寿園が防災体制の強化を行わないと判断した理由は、「気象庁の降水量予報では…24時間降水量は多い所で200 mmとされていたことから」、だそうです。この気象情報を誰かが確認したのでしょうか? それを根拠とした判断が、本当 […]

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昨年7月の豪雨時、熊本県の特別養護老人ホーム千寿園でおおくの犠牲者が出ました。厚労省と国交省は検討会を設け、

「避難の実効性を確保する方策」について検討してきました。その「まとめ」が公表されています。 この災害の最大の教訓は、施設の運営主体が自分の災害リスクを知らなかったことです。検討会の「まとめ」はこの問題を素通りしています。 […]

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気象情報は公共財です。お金を出して情報を手に入れられるひとしか台風情報を知らないというのでは困りますよね! 

台風情報に限らず、気象情報も気象データも、日本や米国では、基本的に公共財です。 気象情報が公共財であることが危機に瀕したときがありました。20年前、なんでも市場原理にまかせるのが効率的だという考え方が席捲した時代をご存じ […]

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昨年9月、台風10号が九州に向かっていたとき、最大級の警戒が呼びかけられたにもかかわらず、大きな被害にはなりませんでした。

予報に基づく警告ですから、めずらしいことではありません。問題は次回の警告をどう受け止めるか、です。 「オオカミ少年」の話は「少年」を悪者にしていますが、受けとめる側の責任についても考えてみた方がよいと思います。これはニュ […]

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昨年の7月豪雨で「線状降水帯」という言葉が話題になりました。現象は目新しいものではなく、たとえば、

2003年に大きな被害があった「水俣豪雨」もそれによるものでした。話題になったのは、この言葉が普及したせいかもしれません。 「被害が減らないのは線状降水帯の予測ができないからだ!」メディアの話はそういうふうになりかねませ […]

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『気象庁が今夏から「線状降水帯を予測」』、と新聞が報じています。これによって、避難の時間がかせげるのだ、とも。

しかし、今夏に間に合うのは、東シナ海の観測を強化することです。観測の強化によって、降水量予測が改善する見込みだという話です。当の気象庁は、『線状降水帯の予測ができるようになった』、などとは言っていません。 もうひとつ、報 […]

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スエズ運河を塞いでいたコンテナ船、離礁に成功したようです。結局、離礁に寄与した最大の要因は、満月、つまり大潮なんですね。

朝日新聞デジタル:スエズ運河の座礁船、移動成功 苦戦の末に潮の流れ利用

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「ハザード」というカタカナの言葉があります。洪水の「ハザードマップ」や車の「ハザードランプ」。ハザードは重要な防災用語でもあります。それに関しては国際的に合意された定義もあります。

定義はおおよそ、こうです。人間と人間社会に被害をおよぼす可能性のある自然/非自然のできごと。分類についても提案されています。気象や地震に関係するもののほかに、ウイルスや昆虫による生物学的なハザード、鉄道事故や飛行機事故の […]

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ポンペイというとナポリの近くにあった古代都市ですね。ヴェスヴィオ火山の噴火による火砕流で埋もれてしまいました。最近の研究によると、

大半のひとは避難していたそうです。人間、生きることを簡単にあきらめたりはしないのですね! ポンペイのひとたちは大変豊かな暮らしをしていたことがわかっています。この豊かなひとたちが火砕流というハザードによるリスクのあるとこ […]

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